• 事務所概要
  • アクセス
  • お知らせ

平成30年4月1日

全国の労働基準監督署に「労働時間改善指導・援助チーム」を編成


 厚生労働省は3月27日、全国の労働基準監督署で4月1日から、働く人の労働条件の確保・改善に向けて「労働時間改善指導・援助チーム」を編成することを公表しました。新たに設けられるチームは、「労働時間相談・支援班」と「調査・指導班」の2班体制となります。具体的な活動について、労働時間相談・支援班では主に中小企業の事業主を対象として「労働時間相談・支援コーナー」を設置し、労働時間制度全般に関する相談や長時間労働削減に向けた取り組みの相談、労働時間等の設定改善に取り組む際に利用可能な助成金の案内などを窓口と電話で対応します。受付は平日のみで、8時30分~17時15分までとなっています。
 調査・指導班は、長時間労働の抑制と過重労働による健康障害の防止のため、「労働時間改善特別対策監督官」として任命された労働基準監督官が監督指導を行います。厚生労働省では、こうした取組を通じて労働時間の改善などを促し、働き方改革の推進を図っていくこととしています。
 さて、今国会で労働法関係について「裁量労働制」適用緩和以外は、とりあえず法案提出する模様です。労使が合意しているものは通過しそうですが、ご承知の国会での諸問題を早急に解決して法案成立としていきたいものですね。







お問い合わせ



TOP PAGE